<普天間移設>「あくまで国外」 社民6都道県連、党本部に(毎日新聞)

 社民党の福岡、佐賀、長崎など6都道県連の幹部が9日、党本部を訪れ、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題をめぐり、あくまで国外移設を目指すべきだと申し入れた。阿部知子政審会長らは政府・与党の沖縄基地問題検討委員会で県外の移設先候補地も挙げており、沖縄県に近い九州の各県連を中心に党本部への反発が強まっている。

 阿部氏は検討委に示した案を「私案」と位置づけ公表していないが、当初、佐賀空港(佐賀県)や海上自衛隊大村航空基地(長崎県)などを想定していた。今夏の参院選を控え危機感を強めた地方県連からは「詳しい説明がなく、県民から『どうして佐賀空港なんだ』との声も寄せられている」(佐賀県連)などの批判が相次いだ。

 これに対し、阿部氏は自らの案について「党として『そこに移すべきだ』とは提案していない。これまで(過去の日米交渉などで)出てきた候補地をもう一度、政府として真剣に検証すべきだという意味で提案した」と釈明した。【西田進一郎】

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